KAT-TUN “10Ks!” をきっと私は一生忘れない。
※今さら感あるけどこれはただ単に自分が今の気持ちを書き留めておきたいがための備忘録で誰の得にもならない本当に長い長いひとりごとです(それはいつもか)
あれはホントちょうど1年前かな。
他担のお友達と『ロケ地巡り』ってやつをしていて。
目的地は全然違うんだけどその日私は水道橋に。東京ドーム前にいたんだよね。
その日コンサートがあるなんて全く知らなくて。
あれー?なんか人いるよー?
んん?KAT-TUNじゃない?
わー!今日コンサートやってるんだねー!
って。
それが偶然にも4人で最後のコンサートになった『quarter』の日だったんだよね。
一緒にいた友達に写真だけ撮らせてーってお願いして。
モニュメント?とあのゲート上の写真を撮って。
グッズだけチラッと眺めて『あー。KAT-TUNのグッズはさすがおしゃれだねー』なんて話しながら。
ツアーバッグとかかわいくデコッたhyphenさんを見ながらKAT-TUNはファンもおしゃれだなぁ。
これから大好きな人たちに会えるんだもん楽しみだよねぇ。
早く私たちも会いたいね。とか話したりして。
『チケット譲ります』なんてボード持った子を横目に見ながらその場を軽い気持ちで立ち去っちゃったんだよね。
そのあと話をしながらquarter…『9』uarter……?
え!9年ってこと?
あれからもうすぐ10年経つの!?
って事実に気付いて10周年かぁ!KAT-TUNは私にとって原点だから来年は行きたいなー!
なんて軽い気持ちでいたのがちょうど1年前。
今になって思うと『来年は』なんて思ってたらいけなかったんだよね。
まさかこんなことになるなんて誰も予想もしてなかっただろうけど。
やっぱり『次』が絶対に約束されてるなんて思ったらいけないんだ。
今となってはあの時あの場をやり過ごしてしまったことに対して心から後悔しかないよ。
亀担のお友達と10周年だからKAT-TUNは絶対何か派手にやってくれるよ!
それに向けて動いてるに違いないよねー!!
なんてわくわくしてたんだ。
1年前の私の来年は行きたいなぁって願いは確かに叶った。
記念の年に。
ありがたいことにとても特別な公演に入るご縁を頂けた。
これに関してはもう本当に心の底から感謝しかなくて。
でもこんな風に『特別』な公演全然望んでなかったんだ。
もはや私が行く前から懐古厨になって戻らない過去にとらわれていることは前のエントリーでも書いたけど行ったら自分の中で何かが変わってしまう気がして。
私はコンサートは基本的にはネタバレオッケー♡
むしろ見どころ1秒も逃したくないからセトリから立ち位置から全部抜かりなく予習してから臨みたい派だから今回も事前に色々とレポ漁りして。
あとから後悔もしたくなかったからパンフレットも事前に買いに行って隅から隅まで何回も読んで。
あー。長くなりそうだな。この辺は割愛。
とにかく行く前にパンフレットを読んで良かったって少なくとも私は思って。
当日はとにかく楽しもう!!って思ったの。
事前に10ks聴いてて思ったけど私知らない曲(時代)あるなぁ。
どうしよう。完全アウェイかも……とか思ってたんだけどもうドームに着いたときからなんかわからないけど勝手に『同窓会』みたいな気分になって。
なんかすごい懐かしい気持ちになったんだよね。
10ksのモニュメント撮影してるときもあと終わったあとも思ったんだけど結構赤西くんのグッズ身に付けてる人が多かった!!
好きなメンバーは他にいるけど赤西くんのことも応援したいって思ってるのか、好きなのは赤西くんだけどKAT-TUNを変わらず応援してるのか……
どっちなのかわからないけどこれって本当にすごいことだと思う!
あんな風に辞めていったメンバーのことを応援しているとしても、自担不在のグループを応援しているとしてもやっぱりKAT-TUNって枠を越えた魅力を持ってるんだなぁなんて勝手に思ったりして。
当日席についてからはもう動機息切れが酷くて(老いか?)
楽しむって決めてきたのに暗くなった瞬間からもう泣きそうだった。
1曲目がGOLDだなんて。
海賊船でGOLDだよ。
大好きで大好きで何度も見た海賊とGOLD。
セトリ知ってたのに。知ってたから身構えて行ったのに。
もうこれだけでとんでもない破壊力持ってたよね。
アウェイかもなんて思ってたけど全然そんなことなくて。
なんか全身から懐かしさが溢れてきたんだよね。
ひさしぶりだったけどすごい居心地の良さを感じてやっぱり『同窓会』みたいだった。
何でだろうって考えてみて答えがわかったのはここ数日のこと。
そうか。曲を聴けば頭の中で少クラの映像とか彼らの姿が脳内で踊り出すくらいに何度も何度も見て。
何度も何度も聴いた曲が体に染み付いてたんだ。
KAT-TUNを好きだった期間の私の生活はKAT-TUNと共にあったんだ。
私が好きになったのは結成直後ではなかったけれどデビューの数年前で。
それからデビューまでは本当に楽しくて。
6人で歌う姿も、踊る姿も、いつまでたっても中学生みたいにくだらない話でキャッキャ笑いあってる姿も。
そこにあるだけで幸せだったんだ。
デビューが決まったときには本当に嬉しくて。
その日まで指折り数えて。
まさか10年先も自分がジャニヲタしてるなんてその時は思ってなかったけど、10年前に想像した未来とは全然違ってた。
デビューしたらその先にはキラキラした未来が待ってると思ってたんだ。
でも本当に全然違ってた。
今回初めて『自担不在』のコンサートに行って初めて『現在』のKAT-TUNと向き合って私がぼんやりと思ったこと。
あぁ……かめちゃん年取ったなぁ……。
って。
それには良い意味も悪い意味もなくてホント単純にそう思った。
私の中でかめちゃんはやっぱりかめちゃんで。
赤西くんの隣にいたときのかめちゃんできっと止まってたんだよね。
そうかー。一番年下のかめちゃんが30歳だもんな。
あれから10年だもんなぁって。
その時初めて私は『今』のKAT-TUNのこと全然見てなかったんだなぁって思った。
どの歌を歌ってもどうやったって空いた穴があるわけで。当たり前だけどやっぱりいないんだって思った。
でも紛れもなくそこにいたのはKAT-TUNだったんだ。
この3人は何があってもKAT-TUNとして前へ進むことを止めなかった。
KAT-TUNであることを選んだ3人なんだ。
物理的に人数は確かに減ったかもしれない。
でもKAT-TUNとしてのパワーは格段に増してた。
東京ドームを。
あの広い会場をたった3人であれだけ盛り上げることができる。
物足りなさも空白も全然なかった。
さすがKAT-TUNだなって。
私がジャニーズで初めて好きになったグループはやっぱりどこまでも果てしなくかっこよくて。
決して嬉しいことばかりじゃなかった。
楽しいことばかりじゃなかった。
活動休止も脱退も忘れたかったことはたくさんあった。
何で他の人を好きにならなかったんだろうって何度も何度も思ったけどでもこの人たちを好きになって本当に良かったって思った。
私が離れた頃はとにかく何もかもがギスギスしてるように見えて。
(今にして思えば見てた媒体が悪かったのかもしれない)
その頃はほぼ週に7日働いて。
寝るためとお風呂のためだけに家に帰る状態で。
家の冷蔵庫には食べ物はおろか飲み物すら入ってないような環境で生活してた私にとってもはや彼らの存在は全然癒しではなくなっていて。
自担のソロでの仕事もいわゆる『グループに還元するためのソロ活動』とは到底思えなくて自担の活躍すら応援することができなかった。
だからって自担が叩かれるのも見たくなかったわがままなファンだったから。
見なきゃ良い話だけどそんな生活しててテレビだって当然追えるわけもなくて。
私にとってはあの小さいパカパカケータイで見られる動画が全てだったからそういう情報が嫌でも目に入って来たんだよね。
その内それを覗くことすらできなくなって。
いつって言うハッキリとしたタイミングはわからないけど自然と離れていったんだと思う。
彼らを好きになったことに後悔はなかった。
ただひとつ後悔があるとしたらKAT-TUNという船を降りてしまったこと。
私は自担が良く思われてなかったことも知ってるし、今でも許してないって人がたくさんいるのも知ってる。
だからずーっとKAT-TUNを応援してる人に昔好きだったって打ち明けることすら躊躇してしまうことがあるんだよね。
別に親でも保護者でもないんだからそんなこと感じる必要もないけどどこか負い目とか引け目を感じていて。
かめちゃんが最後のあいさつで脱退メンバーの名前を出して感謝の言葉を発したこと。
その事について脱退者もKAT-TUNもどちらも愛さずにはいられないような苦しいファン、苦しいのがこじれて亡霊化すらする一部の人たち。それをかめちゃんがまるっと両手ですくいあげた……みたいなことを書かれてる方を見かけて。
亡霊化する一部の人たち←亡霊化!まさに私これだー!!って思った(笑)
ただ単に私がきちんとKAT-TUNを見て来なかっただけだと思うけど私はかめちゃんがその辺りに言及するのは見たことがなくて。
かめちゃんが突き放すような言葉を言う度に同じように突き放されたような気がして傷付いて。
でも結局は自担の自業自得なわけで。
やっぱり叩かれて。
傷付くファンも叩かれて。
なんかそこで傷付く権利すら与えられないんだなーって思ったなぁ。
でも誰よりもかめちゃんが。
去っていく後ろ姿を見送ったメンバーが一番傷付いてたんだよねきっと。
それはメンバーを応援していた人たちも自担を傷付けた相手なわけだから恨まれて許せなくて当然だと思う。
きっと誰よりもツラかったであろうかめちゃんはやっぱりグループ思いでファン思いで。
自分だって傷付いてたのにあぁこうやって手を差し伸べてくれるんだなって。
何でこの子はいつも強くあろうとするんだろうってなんか胸が苦しくなった。
前にも書いたけどどんなにファンが憶測で物を言ってもやっぱりメンバーの言葉に勝るものってないんだよね。
でも本当に6人が集まってKAT-TUNができたからこそ私はKAT-TUNを好きになって。
KAT-TUNのAがいなかったら私はジャニーズに興味を持つこともなかっただろうし今こうしてここにいることもなかった。
共通の好きを通じてたくさんの素敵なご縁もあったしそれはKAT-TUNのAが赤西くんだったから。
これは紛れもない事実で私にとってはKAT-TUNも赤西くんもきっと一生特別なんだと思う。
許されるならもう一度また船に乗りたいって思った。
でもきっと私はもう船には乗れない。
一度降りてしまった船には乗ることができないと思う。
あの日私はこれからのKAT-TUNを。3人を心から応援したいって思った。
でもKAT-TUNがグループとしての活動を止めてしまったこと。
これがなんだかわからないけど予想以上に影響が大きくて心にぽっかり穴が空いてしまったようで。
KAT-TUNというグループは存在してるけど何だかまるで母校がなくなっちゃったみたいな気持ち。
母校は残ってるんだけど一部がケアセンターに改修されちゃったあのときみたいな寂しさで(どうでもいい実話)
充電期間を終えてKAT-TUNが戻ってくる日まで応援し続けると思う。
その日を心待ちにしてる。
今回のツアーDVDが出たら絶対買うし、待ってるファンがいるよって目に見える形で伝わるように近い内に郵便局行ってATMに5,000円放り込んで来ようと思う。
でもこれからのKAT-TUNだけを見て応援したいけど私はまだまだしばらく懐古厨だなぁ。
ここ数日結局過去のKAT-TUNばかり見て失うことのさみしさとむなしさをやっぱり思ってしまうんだよね。
そんな私には今また船に乗って戦う!!っていうモチベーションまで気持ちを持っていけなくて。
いや、別に乗ってくれなくて良いよって思われると思うけど(笑)
こんな長い文章もはや誰も読んでないと思うから本音を書くと少プレも大好きなNEWSが司会を任されて心底嬉しいハズなのに。
でもこれはKAT-TUNがグループとしての活動が止まってしまったからこそ巡ってきたチャンスなんだって心のどこかで思ってしまって心から喜べない自分がいたんだよね。
なんかわかんない。勝手にひとりで複雑(笑)
でもコンサートは本当に最高だったんだー!
自担不在のKAT-TUNを目の前にしたらどんな心境になるんだろうって思ったけどKAT-TUNを守り続けてくれる3人を純粋に応援したいなって思えた。
あー!やっぱりKAT-TUNかっこいいなぁ!好きだなぁって思った!
今あそこまでの物を見せる力を持ってる3人が充電して力を蓄えたあとどんなにすごいKAT-TUNを見せてくれるのか!本当に楽しみです!
ってことでいつもいつも重いので軽く前向きっぽい感じで締めてみようかな!
すんごい重いこと書いてるけど私実際は口ぽっかぁ~開いてるパッパラ~な感じだから安心してくださいね!(何を)
かめちゃんがね『へい!ハイフーン!』って言ったときにメンバー公認の愛称で呼んでもらえるなんて羨ましいなぁって思った!
たくさんの荒波を乗り越えてメンバー同士の絆も、ファン同士の絆も、メンバーとファンの絆もとってもとっても深くなったんだね。
あの頃みたいにギスギスなんてしてないんだろうなぁ←根に持ってるww
うそうそ!笑
どの立場からって感じだけどたくさんの荒波が襲ってきてそれでも変わらずにKAT-TUNを応援して支え続けてくれたhyphenさんに心の底からありがとうって思った。
私があの日あの場所で強く輝く彼らを見ることができたのは紛れもなくKAT-TUNを守り続けてくれた3人とそれを支え続けたhyphenさんのお陰だと思っています。
こんなにも愛されるグループでKAT-TUNとhyphenさんは強い絆で結ばれていて素敵だし、羨ましいです。
あの日キラキラ輝く3人の姿を見て心の底から3人の未来と、hyphenさんの未来に幸せが待っていますようにって思ったよ。
またKAT-TUNという船がたくさんの笑顔を乗せて再び出航するその日まで末席で応援していけたらなぁって思っています。
どうかこの先は笑顔が溢れる未来が待っていますように。